実は安くない激安の殿堂「ドン・キホーテ」
最近私が住んでいる付近にポツポツと出来だした激安の殿堂「ドン・キホーテ」。
ドン・キホーテといえば有名なディスカウントショップですし、「激安の殿堂」と自称するくらいだからさぞかし安いんだろうな~と期待を胸に、かつての大型スーパーだった跡地に入った3階建てのMEGAドン・キホーテに行ってみたのですが…
大して安くないんだが…
ドン・キホーテに行ってみてまず感じた率直な感想は「様々なジャンルの商品を広く浅く扱っている、よく言えば『何でも揃う』、悪く言えば『すべてが中途半端』」というもの。
まあそれはまだいいとして問題なのは「安くない」という面で、私の住んでいる地域には食料品メインのディスカウントストアである「トライアル」と「ヒーロー」という店があり、少なくとも食料品+αに限ってはトライアルやヒーローの方が遥かに安い。
そしてその他様々取り扱っている商品も大半が専門店に比べて高く、本音を言うとドン・キホーテが何でこんなに成功したのか理解できない。
もちろん特売品などピンポイントで見れば上記のトライアルなどのディスカウントストアより安い商品はありますが、ほとんどは高いためわざわざドン・キホーテに行く理由としては弱い。
それでもドン・キホーテの良い面を挙げるとすれば、欠点でもある「広く浅く」の商品郡によりウインドウショッピングをする分にはまあまあ楽しくもあり、その中で目ざとく安いものを見つけて買っていく…というのが正しいドン・キホーテの使い方でしょうか。
つまり「買いに行く」というよりは「見に行く」といった意味合いが強く、「暇つぶしに行ってみようか」と思える集客能力こそが安くもないドン・キホーテが成功している秘訣なのかもしれません。
ただ…こんな事を書くとディスカウント好きからお叱りを頂くかもしれませんが、ディスカウントショップ全般…特にドン・キホーテは上下スウェットで外出できるような、あまり頭のかんばしくない層が好む傾向にあるので、そういった層とあまり係わり合いになりたくない方は行かない方がいいのは確かです。
この辺は安売り主体のスーパーと品質主体のスーパーで客層が異なるのと一緒。
もちろん私はディスカウントストアが生活の要である貧乏底辺ですけどね…
あわせて読みたい関連記事
信用取引は現物取引に比べ圧倒的に安い手数料が魅力のひとつです。しかし毎日金利や貸株料がかかるというデメリットもあり、「何日くらい保有すると現物より高くつくんだろう?」と考えたことはありませんか?その疑問に応えるべくいくつかのパターンで計算してみました…続きを読む
いざ投資をはじめようとした時「株にするかFXにするか」で迷う人は多いと思います。FXと株式投資どちらが儲かるかは人によって、もしくは投資法によって変わりますが、これらの特徴やメリットデメリットを詳しく解説しますので今後の投資に活かしてください…続きを読む
株価というのは良い材料が出れば上がり、悪い材料が出れば下がるとされています。しかし実際は全体の地合いやトレンドがものをいい、どんなに業績が良くても地合いが悪かったりトレンドが下降気味だったら株価は下がり、逆に業績が悪くても地合いが良ければ株価が上がる…続きを読む
株主優待をリスクなく貰う方法としていわゆる「優待タダ取り」というものがあります。厳密には手数料や貸株料がかかるためタダにはならないものの、銘柄を選べばかなりお得になります。しかし色々と注意点やデメリットもありますので損をしないための具体的な説明をしていきます…続きを読む
信用取引の場合2013年1月から差金決済が解禁され同一資金でいくらでも取引できるようになりましたが、現物取引の場合は差金決済が禁止されており同日中の同一資金による同一銘柄の取引は1往復までしか行えません。分かりやすく詳しい仕組みを見てみましょう…続きを読む
委託証拠金が不足し追証が発生しつつも、それを無視し期限を過ぎてしまったらどうなるのか?私自身が経験した追証から建玉を損切りしたものの結局信用取引を停止され、その後信用取引口座継続の意思確認を経て信用口座が復活した経緯を書きます…続きを読む
割安感を測る指標としてPER(株価収益率)は投資判断でよく用いられ、一般的に数字が低ければ「割安」とされますが、“マイナス”のPERはどうなのでしょうか?これは前期や今期予想などが赤字の場合に見られ、指標として意味を成しませんがV字回復への期待を込めて買うという方法も…続きを読む
株式投資とギャンブルの違いは胴元がいるかどうかもそうですが、やった後に何も残らないギャンブルと違い投資を始めると経済に敏感になり、結果経済の勉強になりますし、世界の人々が集う市場に参加するというのは閉鎖的なギャンブルの世界とは全く別物です…続きを読む