株式投資とギャンブル1
パチンコなどのギャンブルが好きな方って結構いますよね?
私の身の回りにもパチンコ好きは多く、いつも「今日は○○円勝ったよ」「今日は○○円負けた…」と、同じパチンコ好きの人たちと話をしているのを耳にします。
私は昔パチンコ店でバイトをしていた事はありましたが、パチンコ自体は全くやらず、パチンコ好きの人に「パチンコなんて胴元のいるギャンブルじゃなくて、株とかの投資をやってみたら?」と投資を勧めたりもしましたが、返事は決まって「難しそうだし、いいよ」というもの。
一般的に仲間内でやるギャンブル(違法)以外は必ず胴元がおり、それはパチンコ、競馬、競輪、競艇、オートレース、カジノ、宝くじ、サッカーくじに至るまで例外はなく、
そしてギャンブルというのは必ず胴元が儲かるようになっており、ギャンブルをする人によって勝った負けたの波はあっても、その勝ち負けを平均すれば胴元以外は必ず負ける事になります。
では株式などの投資はどうか?
単純に考えれば株価が上がるか下がるかは「50:50」であり、儲かる確率は50%と言えます。
これは投資には基本的に胴元が存在しないためですが、厳密には取引毎に手数料が発生するため勝率は50%弱となります。
これはギャンブルなどで使われる「還元率」という見方で言うと100%に近い数字なのですが、では多々あるギャンブルの還元率はどうなっているでしょう?
右図のようになっており、こう見るとギャンブルの中ではパチンコの還元率80~90%は頑張っている方ですね。
ひどいのは宝くじやtotoなどのサッカーくじで、50%以下の還元率になっています。
ただしこの二つは当選金が大きく、しかも自分で当選する確率を上げるために出来る事は何も無い、極めてお手軽なギャンブルなので、ファンが多いのも事実です。
ちなみに右図の数値は各人のスキルなどは考慮されていません。
競馬、競艇などの公営ギャンブルは75%で統一されており、ある意味安定。
この中では確かにパチンコの還元率は高いですが、私がパチンコを嫌う一番の理由は「時間の無駄」だったりします。
他のギャンブルの場合、競馬場などに足を運んだりすれば別ですが、基本は買ってしまえばあとは勝手に結果が出、その間の時間は自由に使えますが、パチンコの場合はず~~~~っと台の前に座っていなければならず、これだけの機会損失は馬鹿にできない。
まあ趣味というのは他人から見れば「時間の無駄」なのかもしれませんが、それは各々の価値観…なのですが、どうも私はパチンコの「時間の浪費」だけは受け入れられない。
パチンコで無駄な金と時間を浪費しまくるくらいなら、もっとそれらを他の事に使えないものだろうか?と考えてしまうのです。
それを言ってしまうと様々な趣味も「時間と金の浪費」なのかもしれませんが、普通の趣味は「人生を豊かにするのに必要なモノ」という考え。
…まあパチンコが趣味と言われてしまえばそれまでですが…
確かに私は個人的にパチンコに対して嫌悪感があるのは確かですが、パチンコをやらない一般の方に話を聞いても概ね同じ回答が得られます。
それだけパチンコは世間的にイメージが悪いという事になります。
では本題の株式投資とギャンブルを比べてどうなのでしょうか?
長くなってしまったので次のページでその辺を詳しく解説して行きたいと思います。
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